2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

人妻教師が教え子の女子高生にドはまりする話

人妻教師が教え子の女子高生にドはまりする話 (電撃文庫)作者:入間 人間KADOKAWAAmazon教師と生徒の禁断のガールズラブコメ。 苺原先生が徐々に落ちていく様子が丁寧で生々しくて良い。 見かけによらず変態チックなのも。 高空さんゲスト出演。 C

これはあくまで、ままごとだから。(2)

これはあくまで、ままごとだから。2 (電撃文庫)作者:真代屋 秀晃KADOKAWAAmazonまたも身内の新キャラ奈白が出てきたが 深紅の空回りムーブは蒼一朗に同情を禁じ得ない。 終盤でやっと深紅の内面が語られるものの 構成的に全体の話の動きは少なくて物足りなく…

星狩る獣の後宮

星狩る獣の後宮 (メディアワークス文庫)作者:瀬那 和章KADOKAWAAmazon最近は中華ファンタジーを書くことが多いけど、さすがに安定感ある。 ククナの復讐譚としてドラマチックで読み応え抜群。 最後こんなあっさり終わるのかと思いきや続編ありきだった。 楽…

おもてなし旅館の契約花嫁と旦那さま~借金5000万円の跡取り娘と100点満点の御曹司~

おもてなし旅館の契約花嫁と旦那さま ~借金5000万円の跡取り娘と100点満点の御曹司~ (メディアワークス文庫)作者:神戸遥真KADOKAWAAmazon亡くなった父が残した借金を抱えた老舗旅館のために契約結婚。 出会いは最悪ながら、トラブルを解決するうちに距離が近…

法廷占拠 爆弾2

法廷占拠 爆弾2作者:呉 勝浩講談社Amazonスズキの裁判中に起こった籠城事件。 頭脳的で人質の尊厳を壊し続ける犯人と警察側とのやり取りは緊迫感あり良かったが この犯人をやり込むカタルシスには欠けたかな。 スズキの行方は如何に。 D

死んだ石井の大群

死んだ石井の大群作者:金子 玲介講談社Amazon石井だらけのデスゲームパートと行方不明の石井有一探しの探偵パートが交互に語られる構成。 シンプルながら容赦のないデスゲームとコミカルな探偵たちの推理パートの格差が面白かったものの この真相は賛否ある…

ナゾトキ・ジパング HANABI

ナゾトキ・ジパング HANABI作者:青柳 碧人小学館Amazon前作好きだったのでシリーズ化は嬉しい。 留学生のケビンと寮生たち、そしてアメリカ帰りの田中刑事とのやり取りも楽しいユーモアミステリ。 田中刑事の変な喩えが癖になって来る。 D

301号室の聖者

301号室の聖者 (双葉文庫)作者:織守 きょうや双葉社Amazonなぜか読み逃していたシリーズ第2弾。 医療過誤訴訟を担当することになった木村が301号室の患者とその家族の問題に関わっていく。 考えさせられる重い事件たちの合間に挟まれる入院患者の由紀乃との…

何かの家

何かの家 (メディアワークス文庫)作者:静月 遠火KADOKAWAAmazon実に7年ぶりの新作。 人が入れ替わる不思議な家。 ポップさと不気味さが混在する読み心地と終盤の畳み掛けが良かった。 結局白乃はどうだったんだろうな。 D

全員犯人、だけど被害者、しかも探偵

全員犯人、だけど被害者、しかも探偵作者:下村 敦史幻冬舎Amazon欠陥商品による死亡事故が元で命を絶った社長の関係者たちが集められた、真相追求のデスゲーム。 ほぼ人間の見苦しさを見せてくれる水掛け論な議論パート。 これを面白いと見るか。 肝心の…

脇役に転生した俺でも、義妹を『攻略』していいですか?

脇役に転生した俺でも、義妹を『攻略』していいですか? (ファミ通文庫)作者:としぞうKADOKAWAAmazon義理の妹と仲良くなろうとする兄の奮闘が心に響く物語。 ただ転生の設定の必要性をそこまで感じなかったかな。 E

好きな子のいもうと

好きな子のいもうと (角川スニーカー文庫)作者:犬甘 あんずKADOKAWAAmazon両想いなはずの想い人に振られ、その妹と関係を持つという背徳系三角関係百合。 これはすごく良かった。 小悪魔チックに迫る海望や流されながらも惹かれていく結叶などキャラの心情が…

雷龍楼の殺人

雷龍楼の殺人作者:新名 智KADOKAWAAmazonプロローグ後の読者への挑戦 それも犯人が明言されているというハードルの高さがちょっと仇になってしまったかな。 一言で言うと拍子抜け。 真相も本格としてはアンフェアじゃないか。 E

斬首の森

斬首の森作者:澤村伊智光文社Amazon怪しい団体のセミナーから逃げ出した男女5人が迷い込んだ森で起きる連続不審死。 これは気が滅入る系のグロ。 ホラーサスペンスとして先が気になるつくりではあるが、いろいろ持ってかれたわ。 E

伯爵と三つの棺

伯爵と三つの棺作者:潮谷 験講談社Amazon毎回作風を変える引き出しの多さ。 今回は18世紀のヨーロッパを舞台に、三つ子の容疑者の中からロジックで犯人を見破る。 とっつきにくい部分が多く読み進めるのに時間が掛かるが、多重解決のラストは見応えがあった。…

ゴーストハント(4) 死霊遊戯

ゴーストハント4 死霊遊戯 (角川文庫)作者:小野 不由美KADOKAWAAmazon今回も怪奇現象の起こる高校に赴くが、懐疑的な先生の妨害もあり なかなか思うように調査ができないというやきもきした展開。 麻衣が能力の一端を見せて来たり、ナルの大人な解決方法がハ…