義妹生活9 (MF文庫J)作者:三河 ごーすとKADOKAWAAmazon夏のスポーツイベントがメインか。 バイトの後輩ちゃんはどう絡んでくるのか。 悠太と沙季の関係は付き合いたてとは思えない落ち着きっぷり。 ここまで何も起こらないとは。 D

10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた 3 (オーバーラップ文庫)作者:館西夕木オーバーラップAmazon役者が揃いついに始まったラブコメヒロインレース。 三者三様の拗らせ方で誰が勇の牙城を崩すのか。 ラブコメ的には決め手に欠ける状況な…

クラスメイトの元アイドルが、とにかく挙動不審なんです。 ３ (GCN文庫 コ 01-03)作者:こりんさんマイクロマガジン社Amazon恋人関係になった2人の文化祭編。 甘イチャ全開の2人に周囲もタジタジ。 次巻以降これ以上甘くなるだと？ D

心臓の王国作者:竹宮 ゆゆこPHP研究所Amazon実に竹宮ゆゆこ節全開な青春小説ではあるんだけど、終盤の流れはこれじゃない感があるかなあ。 神威の背景が重すぎて終盤だけで語りきれる内容ではなかった。 鋼太郎についてはかなり感情移入出来る力の入った描写…

彼女はそこにいる作者:織守きょうやKADOKAWAAmazonとある一軒家にまつわる連作ホラーミステリ。 中学生の少女茜里が語り手の１話は若干テイストが違いその話だけでもうまくまとまっているが 2話3話でまた違った色合いに。 家に囚われたものの悲しき末路。 D

彼とカノジョの事業戦略: ~詐欺師は、“嘘”をつかない。~ (2) (ガガガ文庫 ガは 8-8)作者:初鹿野 創小学館Amazonいわゆるタメ回か。 真琴と環の倒すべき存在が明らかになったのは良かったが、終盤に至るまで盛り上がりに欠けた印象。 もっと尖ったキャラがい…

ドスケベ催眠術師の子 (ガガガ文庫 ガけ 1-1)作者:桂嶋 エイダ小学館Amazon二代目ドスケベ催眠術師を名乗る真友と初代の息子である沙慈。 設定はシュールながらも中身はまともな青春ストーリー。 2人の流れるようなボケツッコミの掛け合いが面白い。 意外と…

さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々 (ガガガ文庫 ガな 11-3)作者:中西 鼎小学館Amazon姉を自殺へと追いやった者たちへの復讐物語。 超常の力を得た冥と同居することになった栞は手助けをすることに。 何と言ってもいじめや復讐描写が凄惨で、…

俺と妹の血、つながってませんでした2 (ファンタジア文庫)作者:村田 天KADOKAWAAmazon血の繋がっていないことがわかってしまった後の夏休み編。 入鹿家の家族愛も結構好きだけど、久留里との関係はどうなるのか。 渡瀬さんも結構押してきてそこも気になると…

生徒会長との待ち合わせは、いつもホテル。 (ファンタジア文庫)作者:長友 一馬KADOKAWAAmazon真面目な生徒会長の裏の顔。 共依存関係のようなラブコメで、癖の強い少しタガの外れたヒロインたち。 一番やばいのは透先生なのではないだろうか。 D

動くはずのない死体 森川智喜短編集作者:森川 智喜光文社Amazonミステリ短編集。 ミステリというよりパズルな『フーダニット・リセプション』と 真相が脱力系な『動くはずのない死体』の2つ以外は良かったかなと。 D

逆転美人 (双葉文庫 ふ 31-03)作者:藤崎 翔双葉社Amazon美人が故に波乱の人生を歩んできた女性の手記。 同情を誘う読み口で胸糞展開ながら、終盤ガラリと様相が変わる。 一言、仕掛けの絡ませ方が巧い。 C

ひとすじの光を辿れ (新潮文庫 し 86-3)作者:白河 三兎新潮社Amazon青春ゲートボール小説。 序盤は馴染みの薄いゲートボールのルール説明のせいで若干テンポが悪いが 人物描写に力が入ってくる中盤以降は面白く、なかなか波乱の展開。 キャラの癖が強くて良…

毒入りコーヒー事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)作者:朝永 理人宝島社Amazon過去の兄の自殺と同じ状況で父親が亡くなっていた。 ロジカルなクローズドサークルミステリ。 正体不明な客人というスパイスがシチュエーションとして面白いが、この真…

アンデッドガール・マーダーファルス 4 (講談社タイガ)作者:青崎 有吾講談社Amazonそれぞれの過去編を中心とした重要な短編集。 特に鴉夜が不死に至るまでの『輪る夜の彼方へ流す小笹船』と 生首になるまでと静句との関係を描いた『言の葉一匙、雪に添え』が…

アリアドネの声作者:井上 真偽幻冬舎Amazonパニックサスペンスにしては緊迫感に欠けるかなと。 ドローンを使った救出があまりピンと来ないし、もう少し人物の背景も欲しい。 ラストの展開には驚かされたが。 E

【Amazon.co.jp 限定】透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。 (特典：書下ろしショートストーリー ) (GA文庫)作者:志馬なにがしSBクリエイティブAmazon感動とかいい話の一言では表現しきれない素晴らしい恋愛ストーリー。 盲目の女性小春と出会った…

能面検事の死闘作者:中山 七里光文社Amazonこのシリーズも同じ法曹ミステリの御子柴シリーズと違った切り口で面白い。 いつか直接対決が見たい。 無差別通り魔事件の犯人の釈放を求める爆破犯ロストルサンチマンの目的と正体とは。 不破検事のブレなさも気持…

殺戮の狂詩曲作者:中山 七里講談社Amazon現実の事件を彷彿とさせる介護施設での大量殺人犯の弁護。 御子柴シリーズはやはり群を抜いて面白い。 御子柴の一貫したキャラが良いし、終盤の思いもよらぬ展開にもやられた。 B

完璧な小説ができるまで (メディアワークス文庫)作者:川崎 七音KADOKAWAAmazon人気小説家の監禁事件の真相とは。 過去から現在までを振り返る中で見えてくる壮大な計画。 ここまでさせる才能と執念はすごいが、動機や人となりはもう少し掘り下げが欲しかった…

恋愛相談役の親友♀に、告白されたことを伝えたら (角川スニーカー文庫)作者:紫ユウKADOKAWAAmazon義妹と幼馴染の告白について相談する相手もまた自分が好きといういわゆる四角関係ラブコメ。 これはヒロインが魅力的で変則的なラブコメ模様が面白かった。 グ…

函館グルメ開発課の草壁君 お弁当は鮭のおにぎらず (宝島社文庫)作者:森崎 緩宝島社Amazon函館を舞台に水産加工会社の新入社員草壁の奮闘を描く。 美味しそうなお弁当と嫌味のないキャラで清々しく気持ちの良い話。 真面目な草壁と明るい先輩中濱さんの関係…

ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる (角川ホラー文庫)作者:櫛木 理宇KADOKAWAAmazon超スローに進展してきた森司とこよみの関係ももうほぼゴールが見えてきたのでは。 この甘酸っぱさと重めなホラーエピソードの落差よ。 D

きみはサイコロを振らない作者:新名 智KADOKAWAAmazon呪いのゲームを探すうちにゲームに呪われてしまった？青春オカルトミステリ。 晴と莉玖の関係性はすごく良かったけど、呪い関連が漠然としすぎていたかな。 ラストこれバッドエンドだよなあ。 E

恋する殺人者作者:倉知 淳幻冬舎Amazon親しくしていた従姉の不審死を追う中で新たな殺人が起こる。 モノローグで語る殺人者の正体とは。 シンプルながらも要所を抑えた読みやすいミステリ。巧い。 C