アルジャン・カレール -革命の英雄、或いは女王の菓子職人-

元軍人の菓子職人の物語。
上巻は劇作家オーギュストを語り手にした日常部分のほうが面白かったな。
後半の戦乱・歴史パートはベタさと軽さがちょっと微妙。
下巻は第5話の叶わない恋の話は切なくて感動的。
後半のアルジャンのお菓子で導く和平会議もいいテンポで緊迫感が出てて良かった。
☆☆☆+