玻璃の家

玻璃の家

玻璃の家

ガチガチの本格。構成は緻密で新人とは思えない。
犯人当ての要素は薄いが、解決編は「相貌失認」という傷害の子を用いたなかなか面白い趣向。
ただでさえ覚えにくい外国人の名前の上、登場人物が多くて複雑になってるのは若干マイナスか。
本格としていろんな試みがあって、その辺は読み応えがあった。
☆☆☆☆