探偵小説のためのノスタルジア「木剋土」

このシリーズもだんだん厚くなってきた。
いつも変わった趣向を凝らしてくるが、今回は捜査資料が巻末に。あかねの妄想も巻末に追いやられたのには笑った。
ただこれだと論理パズルの要素が強すぎて、個人的には反対。ここまでやるのは感心はするが。
文章はもうほとんど違和感なし。いろんなガジェットは盛り込みすぎな気も。
ラストはお約束のトンデモ展開。もう慣れました。
☆☆☆+