五つの季節に探偵は

女探偵みどりの探偵としての始まりから成長を描く連作短編集。
『星空の16進数』の登場人物だったのはすっかり忘れていた。
高校時代の話が良かったけど、ラスト特に何もなく終わってしまったのはまだ続くということかな。
D(☆☆☆+)

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件(6)

若干糖分供給過多というか、付き合ってしまうとラブコメとしては展開が難しいところか。
闇の深い真昼の家族関係の話はうまく転がって欲しいが。
C(☆☆☆☆)

私の初恋相手がキスしてた(2)

百合三角関係の行方は思わぬ方向へ。
2人の少女を弄ぶチキ。
中編ということで物語の動きは少なかったが、ラストに爆弾が。
これどうまとめるんだろうか。
あだしまからゲストあり。
D(☆☆☆+)

天使は炭酸しか飲まない(2)

新しく舞い込んだ天使への依頼は美少女で有名な冴華と、彼女に恋する男子生徒の2つの掛け持ち。
新キャラの冴華がメインということで湊など主要キャラの出番が少なめなのは残念。
このあたりの掘り下げの方が見てみたかった。
エピソード自体は良かったけども。
D(☆☆☆+)

わたし、二番目の彼女でいいから。(3)

共有関係となった三角関係もうまくいくはずがなく。
狂った愛情表現をすべて受け入れる桐島の度量もすごい。
普通ついて行けなくなりそう。
各キャラのしがらみがいい意味で話を面白くしている。
天秤が傾いた今後の関係がどうなる。
C(☆☆☆☆)

この恋が壊れるまで夏が終わらない

あこがれの図書委員の先輩と過ごす爽やか青春物語、ではない。
タイムリープ能力で先輩の死を止められるのか。
繰り返すタイムリープの中で見えてくる本当の先輩の姿。
幼馴染の燈子が健気で好き。
ビターな青春ストーリー。
D(☆☆☆+)