わたしたち、何者にもなれなかった

わたしたち、何者にもなれなかった

わたしたち、何者にもなれなかった

映画同好会に所属していた4人は、中心人物のサキの蒸発によってそれぞれの道を歩んでいた。
いつもの作風よりも重めな内容で若干面食らう。
夢に溢れた高校時代の描写に比べて、三十代の4人がリアルに辛い。
これが救いのあるラストだったと言えるのだろうか。
☆☆☆+