刑事王子

似鳥鶏 D

異国の王子とベテラン刑事の異色のバディミステリ。
ミステリとしてはオーソドックスながら
某地獄の傀儡師のようなトリックを与える黒幕を追う流れがメインか。
この巻では決着まで行かなくて残念だけどシリーズ化するのかな。
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同じ星の下に

八重野統摩 D

虐待を受ける少女を誘拐し身代金を要求する男の目的とは。
過酷な家庭環境の沙耶と誘拐犯渡辺の監禁を通じての交流とラストの流れは良かった。
ただ警察側が後手後手で見せ場なさ過ぎたな。
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中山七里 D

今回は連作短編集の構成で社会派ミステリ感が強い。
出番は少なめでも解剖で真相を明らかにする光崎教授が仕事人さながら。
読後感は重め。
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江本マシメサ D

流行ってるらしいパーティ追放もの。
蘇生が可能なRPGの世界観ですぐ死ぬ勇者とともに旅をする魔法使いとマスコットたち。
序盤は微妙かなと思ったが、いろんな繋がりや狙いが見えてきて尻上がりに面白くなった印象。
いつもながら読み心地が良い文章で続編に期待したい。
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赤金武蔵 E

氷の女神様と呼ばれる生徒会長との隣人ラブコメ。
これはちょっと既視感強めだったかなあ。
もう一人のヒロイン陽子の絡みが薄かったのも残念なところ。
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紙城境介 E

なんか急に読みにくくなった印象。
キャラを増やして横に広げるよりも、主要キャラ中心で狭く展開した方が好みだった。
カイラはかわいかったな。
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立川浦々 D

完結。
序盤はちょっと回りくどい描写もありつつも
次々明らかになる新事実や忍の重い過去もあって怒涛の展開。
ただラストは斜め上のハッピーエンド。
許さんぞ忍。
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