ムシカ 鎮虫譜

ムシカ 鎮虫譜

ムシカ 鎮虫譜

  • 作者:井上 真偽
  • 発売日: 2020/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
音楽の神が祭られていると言われる無人島は虫たちが暴れまわる島だった。
パニックサスペンスでありながら、古き慣習にまつわるミステリ感もあり。
突飛な設定でも引っかかりもなく読み進められるリーダビリティはさすが。
虫嫌いは注意か。
☆☆☆+

閻魔堂沙羅の推理奇譚 A+B+Cの殺人

今回は外界に降りていた沙羅が事件に絡んだ長編で、いつもと趣向が変わっていて面白いつくり。
犯人当てとしてはシンプルなものだけど
人間ドラマとして面白く、沙羅の言葉にはハッとさせられる。
☆☆☆☆

氷の令嬢の溶かし方(1)

氷の令嬢の溶かし方(1) (モンスター文庫)

氷の令嬢の溶かし方(1) (モンスター文庫)

  • 作者:高峰 翔
  • 発売日: 2020/09/30
  • メディア: 文庫
あーこういうのが読みたいんだよな。
じれったい恋人未満な甘々な関係を丁寧に描いていてまさにツボ。
ヒロインで氷の令嬢と呼ばれる冬華の氷を徐々に溶かしていく。
終盤はニヤニヤしっぱなし。
続刊も期待。
☆☆☆☆☆

安達としまむら(9)

日野と永藤の話が多かったけど、やっぱり安達としまむらの話が好き。
安達母としまむら母の友情?が良かった。
家族ぐるみの付き合いもまた面白い。
☆☆☆+

失恋後、険悪だった幼なじみが砂糖菓子みたいに甘い~ビターのちシュガー~

失恋をきっかけに始まる幼馴染とのラブコメ
失恋と言うには重すぎる設定を解きほぐしていく甘い幼馴染との関係。
合間に挟まれる元カノのエピソードをもっとうまく絡めて欲しかったかな。
☆☆☆+

天才美少女な幼馴染のくせに、なんで俺の前でだけそんなにスキだらけなんだよ

天才美少女と評判の幼馴染とのラブコメ
ノリが独特というか主人公の語りのクセが強い。
もっと毬萌のギャップを見せて欲しかったな。
☆☆☆