やがて君になる佐伯沙弥香について(2)

入間人間

雰囲気そのままの完璧なノベライズ。
2巻は高校入学後を描く。
心情描写が素晴らしい。
侑が出てきたから本編の裏側かと思ったけど、特別出演的な感じだった。
3巻は大学生編かな。楽しみ。
☆☆☆☆

安達としまむら(8)

入間人間

待望の新刊、と思ったらまさかのアニメ化。これは楽しみ。
話の方は付き合い始めて新たなステージへの修学旅行編。
良すぎるなこの関係性が。
しまむらかっけーわ。
☆☆☆☆

鳥羽徹

ウェイン、国際舞台デビューで大進出。
もう弱小国家とは言わせないのか。
ただやはり一巻のシンプルな面白さとは違う方向に行ってしまったなと。
一気に壮大に広がり続ける世界観。
味方側のキャラは魅力的なんだけど、敵側はうーん。
☆☆☆+

紙城境介

元恋人で義きょうだいの水斗と結女。
お互いのことをまだ意識する中、水斗に恋人候補の少女いさなが現れ結女は黙っていられず。
この絶妙な距離感の描き方が巧い。新キャラいさなの絡み方も丁度良い。
今後の展開がすごく気になる作りだ。
☆☆☆☆+

渡辺恒彦

善治郎一行は長い船旅を経て北大陸へ上陸する。
アウラの出番は全くなく、善治郎の活躍の場も控えめな今までとは毛色の違う新展開。
フレアの実家への側室入り報告なのに甘い展開など何一つない硬派っぷり。
まだ序章なので次は盛り上がりに期待。
☆☆☆+

武田綾乃

久美子が部長になっての3年生編。
転校生や新入生が入っての新生吹奏楽部を束ねる久美子の気苦労が十分伝わってくる。
これだけ登場人物が増えてもゴチャゴチャしない書き分けはすごい。
不穏な空気もあるが順調に行くのか？そして久美子の将来の道は？後編が楽しみ。
☆☆☆☆+

ぶんころり

舞台を学校に戻しての部活動編。
よりによって女装してのブレイクダンスとはなかなかのカオス。
松浦さんの空回りや濃いキャラで売ってはいるけど、ストーリー的にはもうひと盛り上がり欲しいところではある。
☆☆☆