後宮の百花輪(1)

作者の新境地か。
後宮を舞台に時期皇后を決める一大儀式『百花輪の儀』。
複雑になりがちな人間模様ながら、キャラが立っていて読みやすい。
サバサバしていて男嫌いな武闘派侍女明羽と女嫌いのイケメン文官李鷗の関係が気になるところ。
負け皇妃來梨も応援したくなるし、期待以上の面白さだった。
B(☆☆☆☆+)