小説の神様

小説の神様 (講談社タイガ)

小説の神様 (講談社タイガ)

若き小説家の合作を通じたボーイミーツガール。
小説家の産みの苦しみや編集の売上至上主義への批判など言いたいことは痛いほど伝わってくる。
ただ作者の主張がすけて見えてくる一也の鬱々しさがどこか言い訳がましく聞こえてしまう。
一言で爽やかな青春小説だった、と言えるような作品ではない。良いとか悪いではなく。
ここから先の物語が読みたいと思った。
☆☆☆☆