黒猫のおうて!

黒猫のおうて! (ファンタジア文庫)

黒猫のおうて! (ファンタジア文庫)

将棋ラノベと言えば偉大な先駆者がいるが、そちらにも十分劣らぬ出来。
ゴスロリ棋士というインパクトも抜群。
元天才棋士の成海の復活や美弦とのラブコメなど今後期待したい見どころはたくさん。
☆☆☆☆+

夏へのトンネル、さよならの出口

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)

欲しいものが手に入る代わりに年を取ってしまうウラシマトンネルの都市伝説。
死んだ妹を取り戻したいカオルは転校生のあんずと協力関係を結びトンネルの検証をすることに。
ヘビーな背景ながらも、青春小説としてボーイミーツガールとして光る出来。
今後も追いたい作家だ。
☆☆☆☆+

ドS刑事 井の中の蛙大海を知らず殺人事件

ドS刑事 井の中の蛙大海を知らず殺人事件

ドS刑事 井の中の蛙大海を知らず殺人事件

何だこのラストは。
そもそも今更こんな三角関係はかなり萎える。
マヤもすっかり丸くなって浜田の存在がかなり浮いてる。
クローズドサークルとは思えないメリハリのない冗長な展開。
はっきり言ってシリーズとして下火。
☆☆

ケーキ王子の名推理(4)

ケーキ王子の名推理 4 (新潮文庫nex)

ケーキ王子の名推理 4 (新潮文庫nex)

パリ研修旅行と文化祭編。
もはや推理要素もなくなって内容は薄いんだけど、ラストシーンで全て許せてしまう。
ここからもっとベタ甘な展開になるのかな。
☆☆☆+

処刑少女の生きる道(バージンロード)―そして、彼女は甦る―

ダンまち以来の大賞とのこと。
異世界召喚される『迷い人』を殺す『処刑人』メノウと特殊能力を持つ迷い人アカリの二人をメインに描いたバトルファンジー
冒頭の掴みが巧く一気に引き込まれる。
アカリの俺つえー感がたまらないので本気をもっと見たい。
バトルシステムがよくわからないのと、百合推しにしてはキャラの絡みが物足りないかな。
☆☆☆+

友達の妹が俺にだけウザい(2)

友達の妹が俺にだけウザい2 (GA文庫)

友達の妹が俺にだけウザい2 (GA文庫)

友達の妹彩羽にうざ絡みされながらも、従姉妹の真白の告白への対応を迫られる明輝。
そんな中、菫の妹翠が所属する演劇部の手助けをすることに。
彩羽は普通にいい子だよな。
ヒロインズが全員魅力的でラブコメとしてポイント高い。
☆☆☆☆

ハッピーアワーは終わらない かがやき荘西荻探偵局

ハッピーアワーは終わらない: かがやき荘西荻探偵局

ハッピーアワーは終わらない: かがやき荘西荻探偵局

かがやき荘でルームシェアするアラサー女子三人組が事件を解くシリーズ第二弾。
全員キャラが立っていて安定のユーモアミステリ。
愛憎のもつれな事件が多い中、三人にはそんな気がないのが何とも。
☆☆☆+